直紀、光喜side


「おい光喜!出たか!?」


「出ねぇよ!!なんで朱音に教えたんだよ!」


「こうなるなんて思わねぇだろ!?」


俺ら二人は朱音に電話するが出ない。

なんでだ?なんで出ない!!
まさか、一人で『蛇蝎』を潰すつもりか?

アイツらの
バックには組がついてるんだぞ!?

幾ら『双姫』でも死なねぇとは言い切れない。


「頼む朱音、出てくれ!!」


でも、いくらかけても朱音が出る事はなかった。


直紀、光喜sideEND