輝side





先『次の人。どうぞ。』






俺は、その声を聞いて測定室に入った。






ガチャ





案外、広いな。





測定室には、部屋のど真ん中に人一人入れる位のボックスがある。






先『星夜 輝 君ですね。』






先生達は上の方のガラスが張ってある個室から、声をかけてる。






・・・それにしても、この部屋、脆そうだ。





張ってあるんだろうけど、シールドが脆すぎるぞ。






輝「シールド」






俺は静かにそう唱えた。