毎日


玲君にドキドキしながら私は過ごす。





「な、なんで…?」


黒板に班のメンバーが書いてある。


香奈ちゃん


そして



玲君と一緒……。


なんで!?



しかも


「俺、雪乃の隣♪」


そう言って玲君は私の隣へ。


れ、玲君!!


実験玲君とやるんだ。


なんか不安…







「雪乃、ガスバーナーに火つけて!」


実験が始まると香奈ちゃんは私に言う。


「……え……」


私はマッチを見る。


マッチ…


怖いんだよね。


すると


「雪乃、マッチ怖いんだろ?」


玲君は私に言う。


「う、うん…。」


「本当、びびりだなお前。貸せ!」


玲君はそう言うと私からマッチを取り上げガスバーナーに火をつける。


「あ、ありがとう…」


「おう。」


たまには玲君も優しいんだ…?



たまにはだけど…。




だけど


「本当!絵、下手だな!雪乃!」


「ひ、ひどいよ…」


玲君は私の理科のノートに描いてある絵を見て笑って言う。


「幼稚園児といい勝負じゃん?」


「幼稚園児よりマシだよ…」


「そうか?雪乃は幼稚園児と精神年齢同じだろ?泣き虫弱虫だし。」


「うっ……」


玲君!!






――……


〈ガラッ〉


授業が終わると私と香奈ちゃんは教室へ。


すると


「ねぇ、玲は?」


……え……


教室に入ると超美人な先輩がいて私達に聞く。


「そろそろ来るかと…」


すると


「あ、先輩♪」


玲君は先輩の所へ…



……え……


「玲、会いたかった!」


先輩は玲君に言う。


「俺もです!」


玲君は爽やか笑顔で言う。


私には意地悪笑顔しか見せないけどね…。


てか

玲君…彼女何人いるわけ?


昨日も綺麗なお姉さんと…