………!?
「あはは。戸惑ってるっ!」
「うっ…いきなり…」
「やば。雪乃反応マジウケる!」
ウケるって……
「れ、玲のバカァ…」
「へぇ…そんな事言っていいんだな♪」
玲は顔をかなり近づけにやっと笑って言う。
「へ?」
「どうしようかなぁ♪やばい事しちゃおっかなぁ♪」
「……ご、ごめんなさいっ」
私は慌てて言う。
私が言うと玲は笑った。
「あはは。やっぱり雪乃が俺のベストパートナーみたいだなっ!」
玲が言う。
「へ?」
「こんなに合う関係ないだろ。」
「あ、合うって…」
私は玲についてけないよー。
「なにもかも俺に夢中にさせてやるよ。」
玲は私の頬に触れ言う。
―――ドキッ。
いつだって
玲は私をドキドキさせる。
今だって
綺麗な瞳で私を見つめて………
嫌だ嫌だ思ってたけど…
結局は玲を好きに……
本当に悔しいよっ……
気がついたら嫌なはずなのに離れられなくなってた。
なんでっ?
「今日は最高だな。雪乃をやっと俺の女にする事ができたから…」
最高…なのかな?
「それに今日はずーっと雪乃と二人きりだし♪」
「…………え!?」
どういう事……?
「雪乃のお母さんに許可とったんだ♪今日はずっと雪乃を預かりますって。」
「え!?」
「力ずくでも雪乃に惚れてもらおうと思って♪まさかこんな事になるとはな。もしお前告白してなかったら危なかったよ?」
「え!?」
告白してなかったらどうなってたんだろ…
「とにかくよろしく♪」
玲は笑って言う。
え?
えー!?
じゃあ玲とずーっと
二人きりなの!?
お母さん娘より娘の彼氏なわけぇ!?
ひどいよぉ。
私は
お母さんも信じられない…
結局はみんな玲の言いなりだよね…