えーっとそうだ。こぼれ話ですね。 まず、これを書こうと思ったきっかけですが、 よくよく考えてみると、私、純粋な恋愛モノの小説って今までに書いてなかったんです。 短編で、恋愛モノを書いたことはあったんですけど、こう、何というか、終わり方が「結局この二人どうなったの?」と濁すような作品ばかりだったんです。 これが邪道だとしたら、王道って書いたことがないな……よし! 書いてみよう。 こういう経緯があったわけです。