side、新


何が起こったのかわからない。

ハンマーかなんかで思いっきり殴られた感じがした。




ー…優美




「あなたー…誰?」





俺は次の言葉が出てこなかった。





「ほ…本気で言ってんのか…?」

「すっ…すみません。」



目の前が真っ暗。



あーあ。
これ…、夢だよな?
夢であってくれー…。






その時、高野先生が病室に入ってきた。