今 優美が起きたら、めんどくさい事になるのは はっきりとわかる。



でも…。



「ん……ぅ~ん。」


びくっ。


「寝返りかよ。」笑



その後、ためらいながら俺は優美の体温を計った。


39度……。


熱 ありすぎでしょ。


春ちゃんくるし、寝かせとくか。


俺が病人の記録に書こうとして、たちあがったら……



きゅ……。



俺の指を優美がつかんだ。



「は…離れないで。」



優美は寝ている。


でも 力のない手で俺を離そうとしない。



「ははっ。離れねーよ。お前、、、可愛すぎ。」


優美の隣で手を握り、俺も夢の中へと眠りについた……。