ーーー…。
ピンポーン。
俺は、春ちゃんの家にきた。案外近いため、自宅からそんなかからなかった。
ドアがゆっくりと開いた。
「あ……新。」
始めに口を開いたのは、春ちゃんだった。
「優美の事で話しがある。言え。本屋で何があったか。」
多分、俺は今までで一番怖い顔をしているだろう。
「なっ…なにもな「何もないわけないでしょ♪」
俺の後ろには、龍平と佳奈未ちゃんがいた。
俺がここに来るのも、来る理由もしらないはず…。なんで…。
「高野っつー奴に聞いた。新と優美の事。俺らにも言えよ。おれたち、親友だろ?」
ぽん…って、肩にひじをつく龍平。
隣で微笑んでいる佳奈未ちゃん。
なんか、すごい安心した。