20分くらいして、優美が風呂から出てきた。

20分だけなのに、長く感じた。
テレビでバラエティーがやっていても、いつもなら笑ってるのに…笑えない。
顔には出さないようにしてるけど、俺だって緊張してんだな…。


「…新、次いいよ。」

「…おう。」


髪が濡れている優美はなんだかセクシーで、我慢できなくなりそうだった。



俺が風呂から出ると、そわそわしてる優美。




ふわっ…。




俺は、ソファーに座っている優美に後ろから抱きついた。


「ちょっ、新!?」



動揺してる優美も、可愛い。