ったく、このバスケ部は強引な奴が多いんだな。



手首を引かれながら、ふと小松くんを見る。




すると、こちらの様子をじっと見つめている小松くん。





なんだよ。




そのまま、ふぃっと、顔を背けられてしまった。






ひどいなぁ。






そう思いながらも、遥くんに男子部室に連れられて来た。