「実際のところ俺とお前、そこまで頭の良さ変わらねぇだろ…それに、永遠の場合はすべてが鈍い。」
……。地味にいろいろとけなされてるんだけど。
「わ、私のほうが頭がいいことにかわりはないんだよーっ!!」
そ、それに鈍くもないし!!
「宇宙は、全ッ然分かってないよね私のこととか!!」
なんか、苛ついただけ。
私も宇宙のこと、そこまで知らないし宇宙は知ってるっていうのやだ。
わがままだよね、分かってるけどなんか私も知りたかったの…宇宙のこと。
「なんだろう、このモヤモヤ。」
その場に居られなくなった私は、走って宇宙から逃げた。
まるで出てきた感情に鍵をかけるように。