〜 恭也 視点 〜



「恭也、蛍を泣かせたら許さねぇからな」


「洸か…」



蛍の目つきが変わり、ウエディング姿で
俺を鋭く睨んでいた



「その約束は守れねぇな…」


「はあ!?」



洸は俺の言葉が意外だったのか
目を大きく開き、驚いていた



「ふざけんなよ…っ!
蛍を泣かせ…」


「ベッドの上では…な?」


「えっ…?あ…////」



洸は俺の言葉を理解したみたいで
顔を赤らめて俺を見つめていた



こういう表情を敦は気に入っているんだな…

まあ、可愛いがな…



「だから、守れねぇよ」


「ああ…うん……//// そ、それなら…な?
その…いいと思う…ぞ?」



なんで…
?なんだよ

いいと思う…で良くねぇか?

洸も蛍と似ているな…
純粋なとことか…



「お前は結婚しねぇのか?」


「はあ!?だ、誰とだよ!?」


「敦」


「敦…?」



敦は洸のことを愛している
洸は、そんな敦の気持ちに気付いていねぇみたいだから

敦が少し可哀想だ