『は、遥さんって……
結婚していたんですね……?』
「うん。してるよ〜
もう二人の子供もいるし〜
そのうちの一人は、高校卒業した途端
すぐに結婚したんだけどね〜」
『えっ……!?こ、高校!?』
そんな年の子どもがいたんですか!?
『あ、あの…
失礼だと思いますが……
遥さんって、年は……』
「僕の歳?
僕、40歳〜」
『ええええー!!!??』
よ、40!?
そんな見た目で、40!?
遥さんは、見た目20代くらいに見えるのに
まさかの40だと知り驚いた
遥さんって……
本当に何者なんですか……!?
「遥」
『えっ……?』
いきなり、隣から遥さんの名前が呼ばれて隣を見ると……
すごくカッコイイ男の人が私たちの席を見下ろしていた
えっ……!?
だ、誰……////!?
「司〜!!」
「ちょっ、おい!
いきなり、抱きつくなって…!」
遥さんは、イケメンの男の人を見ると
嬉しそうに笑い、男の人に抱きついた
男の人は、遥さんが抱きついたことで
後ろに倒れそうになりながらも、遥さんを優しく抱きとめていた
司………?
えっ、まさか……
この人が、遥さんの夫!?
「司、遅いよ〜!!」
「仕事だったんだから、仕方ねぇだろ」
「もぉ〜!!」
や、やっぱり……
やっぱり、この人が遥さんの夫なんだ!
遥さんの言ったとおり
すごくカッコイイ……っ////!!
遥さんとその夫の司さんは、誰が見ても
美男美女という言葉があっていた
辰也さんのときも思ったけど……
遥さんは、辰也さんより
この男の人の方が合ってると思った