私は、これ以上辰也さんに遥さんとの関係を聞くことはなかった

怖かったからだ……


辰也さんの言葉が……









「辰也く〜ん」



「遥さん」








遥さんがニコニコと笑いながら、辰也さんに近づいた

周りの人は、遥さんと辰也さんを見て
『美男美女カップル』と言っていた










やっぱり私は……

辰也さんと………










「では、行きましょうか」



「うん!」









遥は、辰也さんの腕にまた抱きついて
私は、辰也さんたちから少しずつ離れた










辰也さんは、私を好きと言ってくれたけど……

私と辰也さんとでは……