『やったね!アキラ!
お父さん、交際を認めてくれたわよ!』




『すごいわよ、アキラさん!
私もあなたたちの交際を認めます!

遥さん。
アキラさんを頼みます』





「茉奈、お母さん………」







認め…られたのか……?

あの老いぼれに……?






「遥ちゃん……」






私は、遥ちゃんの方を向くと……

遥ちゃんは、ニコリと微笑んだ







認め…られたんだ……

あの老いぼれに!






「遥ちゃん!ありがとう…!
本当にありがとう…っ!」




「あっ…ちょっと、アキラ!」






私は、嬉しくて思わず
遥ちゃんに抱きついてしまった

遥ちゃんは、そんな私を困ったように見つめ笑うと私の背中に腕を回した







あの老いぼれに勝ったんだ……!

あの老いぼれに……!







その後は、周りの人たちも私たちの交際を受け入れて

本当にパーティー状態になった