飲み物を買って戻ると


「真翔」


そこには、女の子たちに囲まれている真翔が


「七星、遅いよ。


ごめんね。彼女来たからさぁ。」



と言って女の子を


遠ざかった。


女の子たちは、もちろん怒ってる


「真翔、ちょっとは、遊んであげたら?」

と言うと真翔が、


「俺は、七星と来たの!


だから、七星と一緒にいる。」


怒ってる真翔に言われて



「分かった。じゃあ、行こう!」


「うん!」


そうして、



私たちは、


観覧車のある所に行った


「真翔、まさか!」


「そうだよ。今から観覧車乗るの!」

「嫌だよ。私…」


「知ってるから!大丈夫!俺が、一緒にいるよ!」


と言われても…



実は、私は高いところがダメで


高いところに行ったら


泣いちゃうんです。


高校生にもなっても


「大丈夫!七星、ずっと手繋いどくから!」


そう言われて、


結局、乗ることになり、


「真翔、本当に大丈夫だよね!」


「うん!大丈夫!」


そうこうしてるうちに、


一番上につき


「七星、すごく綺麗だよ!」


「そう言っても、ダメだ。

怖いよ!」


「七星、こっちにおいで」


「動けないよ!」


「じゃあ、俺が!」


と言うと真翔が、隣に来た。


「真翔は、怖くないの?」


「全然大丈夫だよ!」

そう言われてみればさっきから


私の反応見て


楽しんでた!


「真翔、私の反応見て楽しい?」


「うん、抱きしめたくなる!」

そう言われて

無意識に、


真翔に抱きついていた。


「ごめんね。七星


本当に怖かったんだね。」


そう言うと


ぎゅっと抱きしめてくれた。

「七星は、いつも


学校では、俺のこと無視するでしょ。


だから、いじめたくなった。」


と言うと


耳元で


「俺のこと嫌い?」


と聞いてきた。


「うんうん。嫌いじゃないよ。」


そう言うと


観覧車は、


したについた。