私のクラスには、


周りを明るくする



人気者がいた



私は、



その人に



追いつきたくて



一生懸命に追いかけた



でも、



追いつけない



そんなある日



「あのぉ…


星野さん」


と呼ばれ振り向くと


そこには、


みんなの中にさっきまでいた


真翔君がいた


「何?

真翔君」


「あのさぁ…」


とつまりながら


「俺、今から帰るけど


一緒に帰る?」


と行ってきた。


「私は、一人で帰るよ。

真翔君はみんなと帰りなよ。」



と彼を遠ざかるが…



「俺は、


七星と帰るの!」



と言って聞かない



実は、


私は、この真翔君と



幼なじみなんです。


と言っても


家が近くで



小さい頃は


一緒に遊んでただけなんですけどね。



そんなこんなで


みんなと結局帰らなかった真翔君と


ふたりきりになった。



「真翔君帰ろっか?」


「おぅ」


となんともさっきと全然態度の違う真翔君と帰るのだけど…



複雑なんだよね。


真翔君ふたりきりって


そう考えていると


「七星、明日休みだけど何してる?」


と言われ考えるのだが、


「何もないね。」


というと


「じゃあさぁ。一緒に海に行かない?」


海?なんで?と考えていると


「明日の夜に


流れ星が来るんだよ。」


「流れ星?」


「うん、それで、七星と一緒に見たいと思って…」


「いいよ。」


「ほんとに!」



「うん」



そう言ってる間に家につき



「バイバイ


また明日ね」


真翔君は


悲しそうに


「バイバイ」



と言った