感想を言ったのに、何故か部屋の隅でいじけている桐山先輩。


その様子を見て苦笑いしている新。



「翔太郎先輩も柚子ちゃんも扱いひでぇ…」


「別に普通じゃない?ね、翔太郎」


「あぁ、普通普通」



翔太郎と2人で料理をパクパク食べて、新は桐山先輩を励ましていた。



「先輩、元気出してください!俺が今度料理教えますから」


「いいよ、どうせ新も俺のことバカにしているんだろ…」



超めんどくさいモードに入ってしまった桐山先輩を見て、翔太郎とアイコンタクトを取った。



「そういえば、未来さん今度桐山先輩の料理食べたいって言っていたな〜」


「そりゃ、いいタイミングじゃん。柊、新に料理教えてもらえよ」


「料理出来る桐山先輩を見たら、未来さんもきっと嬉しいよね」