しかも、超有名なブランド。



「莉子さん、ありがとうございます!大切に使わせてもらいますね!」


「柚子ちゃんは私の妹みたいなものだからね」



莉子さんとこうして話せるだけでも幸せなのに、プレゼントや嬉しい言葉をたくさん言ってもらえて本当に幸せすぎる。


改めて莉子さんに出会えて本当に良かったって思える時間だった。



「さぁ、主役は中に入ってね。みんな頑張っていたから」


「はい!莉子さんもお仕事頑張ってください!」


「ありがとう。今度は私の仕事がない日に会おうね!」


「もちろんです!」



タクシーに乗る莉子さんを見送って、私もパーティ会場である翔太郎の正門を開けて、玄関まで歩いた。