食器を全て洗い、テレビを見ながらのんびりした。



「そろそろケーキ食べる?」


「そうだね」



キッチンに行き、冷蔵庫に入れていたケーキを取り出してリビングに持って行った。



「わぁ、美味しそう」


「姉貴に美味しいケーキ屋聞いたからな」


「えっ先輩、私のために買いに行ってくれたんですか!?」


「あぁ、すげえ恥ずかしかったけどな」



本当に恥ずかしかったようで、顔が赤くなっている。


ケーキ屋の名前を見ると結構有名なところで、女性客がほとんどのところに翔太郎が1人で買いに行ったのか〜。


すごく面白いんですけど!



「おい、言っとくけど柊も一緒だったからな」


「なーんだ、翔太郎1人で買いに行った訳じゃないんだ」


「当たり前だ」