ダイニングテーブルに料理を持って行き、翔太郎と向かい合って座った。
「「いただきます」」
翔太郎がパスタを一口食べるのを、じっと見ていた。
「どう…?」
「普通に美味い」
「よかった〜。でも、普通は余計よ」
本当に一言多いんだから。
でも、翔太郎に美味いと言ってもらえてホッとした私もパスタを一口食べた。
私も翔太郎もパクパク食べて、全ての料理を完食した。
食器を下げて、翔太郎と食器を洗った。
「なんか新婚さんみたいだね」
「じゃあ、この後新婚さんらしく俺の部屋で激しくやっちゃう?」
「なっ!?そんなこと言ってないわよ!」
顔が赤くなっている私を見て、クスクス笑っている翔太郎。