〜リツキside〜


俺には大事に想う奴がいる..

こいつとは小さな頃から一緒でいつも隣にいた

だけどやっぱり身分にはどうしても抗えなかった

それでも今は教育係としてこいつのそばに

居られるそれが何よりの幸せだ

だけどエリト様に呼ばれる度一瞬だが顔が曇る

その理由が俺には分からない…

エリト様は神無家の長(おさ)つまりエアナの

父親に当たる人で会うことは嬉しい事じゃない

のかと疑問に思う事がある

俺はエアナの支えになりたい

俺じゃ頼りにならないのか…

リツキside end