「…おかえりなさい、アルトくん。
お仕事おつかれさまです。」


「…陽彩さん。何故ここに?」


「暇だったから、ティアナちゃん
に遊んでもらっていたの。
ごめんなさい、勝手に
お邪魔してしまって。」


「…いえ。こちらこそ
ありがとうございます。お嬢様の
相手をしてもらいまして。
…すみません、いつもいつも。
何かお礼をしたいのですが、
これといったものがございませんので
せめて、今晩の夕食でもー…。」




『ちょっと待ちなさいっ!!』