「あのどこから……?」





 少女を観察しきった後、


ようやくでてきた言葉がこれだった。



少女はにっこりと笑って、上のほうを指差し、



「そ ・ ら 」


「そら~?」

困る私をよそに

キャッキャとその少女は笑った。