ガタガタガタッ____

みんなが一斉に机を移動させ始めて一気に教室がうるさくなった。
机を移動させる音、友達と喜ぶ声____
私も由花と隣同士になったことを喜んだ。

そしてお昼ごはんの時間になった。
私の学校は班で食べることになっていて、みんなで喋りだした。

「前のテストどうだった?」

と、圭也が話を始めると
すかさず由花が

「やばかった…」

と、いった。
そして私も

「私も…」
「嘘つくなっ」

由花に同意したのにすかさずつっこみをいれられて……

それに同意するかのように圭也が

「頭いいのくせにっ」

なんて言いながら拗ねている。
私は自分の話からそらしたくて

「尾田はどうだった?」

と、話しかけた。

「俺、天才だからよゆー」

尾田はそう言ってニヤニヤしている。
そして私達はみんなで

『自分で言うなよっ』

と、つっこみをいれた。

そしてみんなでそんな話をして笑いあっていた。