優衣が口をひらいた



「美咲…怖かったでしょ?辛かったでしょ?

…助けられなくてごめんぬ?」


優衣は泣いてくれた



うちを信じうちのために泣いてくれた



それだけで充分だよ...



「優衣…ありがと

うちは大丈夫だしこんな話ごめんね?」


優衣は真っ赤な顔して首を横に振る



「ううん…一応うちの彼氏だし…明日…みててね?」


優衣がうちのために

なにかしてくれるみたい



「ありがと…まぢありがと」



優衣…ありがとね?