『ありがと姉ちゃん。』


「いえいえ。」


バタン


「ふーっ」


『またお得意の姉ちゃんラブ?』


「奈々子…」


窓から顔出す奈々子…ク、クール『だから2回目。』


「あんたエスパー!?」


『分かりやすいのよ。』


「さいですか…」


あ~…それにしても…勇斗君かわいいなぁ///


『佳奈、顔にやけてる。』


「毒舌奈々子…」


『言ってろ。』


「ねぇ奈々子…」


『ん?』


「この気持ちをどこにぶつければ…」


『本人に…』


「無理です。」


『即答かよ……日記は?』


「日記…あっ!」


私は急いで机に埋もれている日記帳を出した。



「買ったは良いけど1回も使ってないやつ!」


『だらしな…』


「これが私。」


『はいはい。』