「広ぉい…」 そこはとても広かった。 「ここが名月様のお部屋となります」 「ここで1人!?」 「いいえ。お2人の住居となります。」 「ふぅん…」 後ろから嫌な声が聞こえた。 「では…私は失礼させて頂きます。」 その人はあたし達にペコッとおじぎをして帰った。 それにしても…