「見られたらどうすんのよ!?」

あたしは海濤を突き飛ばした。

「じゃぁしないよ。これからも。」

海濤がしゅんとしながら言った。

か、かっこいいっ!!

「どうする??どっち??して欲しい??」

「っ…」

「して欲しいんだったら言わなきゃね。」

「ぃじわる…もぉ良いもんっ!!」

あたしは屋上を飛び出した。