「ありがと、」

そう言って、あたしは公園に連れていかれた。

ベンチに座った。

シーンとした公園…

「名月…」

「ん??」

「どぉしたの??やっぱうちの親父ダメ??」

「ダメじゃないっ!!」

「なんか落ち込んでんじゃん!!」

「何もっ…」

「何もなんかないって顔してるよ??」

「ッツ…」

「なんかあったんでしょ??教えて??」