30分後―… 「じゃあ帰ろうか…」 「はい♪」 あたしはあれから全然喋らなかった。 「凛…」 蘭姉が話しかけてきた。 「蘭姉…」 「お父さんは良いって言ってると思うよ??」 蘭姉はあたしが考えていることお見通しみたい… 「そうかな…」 「うん…」 「そうだよ…」 あたしは別に和貴さんが嫌いな訳じゃ無い。 ただお父さんに申し訳なくて…