そこはいかにもお金持ちさんが来そうなところだった。
「うわぁ…」
「っコラッ海濤に燈也っ早く起きなさいっ!!」
み…なみ??とう…や??
「ふぁい…」
まさかぁ…
東条君が…んなわけ無いじゃん…
そう思いながらあたしはトイレに行くと言って東条君にメールした。
《いきなりですみませんっあの…今何処に居ますか??》
返信はすぐに返って来た。
《今??今はレストランに居るけど??》
《どこのっ??》
まさかぁ…
ここなんて…ないない!!
《清流町のレストランの『ラ・パルシャル』ってとこだけど??》
ここも…
『ラ・パルシャル』だよね…
もういい!!腹くくって行く!!