「花子、生徒総会のまとめの原稿昨日までだぞ?」 「へっ……」 私は一気に青ざめた。 すっかり忘れてた。ああ、どうしよう。 達也先輩はすごく怒った顔をしている。 「明日には配らないと行けないんだぞ。何やってる」 「すみません……!ある程度は出来てるので、すぐにとりかかります」 皆の視線が私と達也先輩に注がれる。