ハンガーに綺麗に吊るされた
キラキラなドレスたち



……しょうがないのよ

お金が、必要なのよ



そのくせ、カラダは売れなくて
いざとなると怖くて怖くて

……バカみたい
今でも、男に触れられるのが怖いなんて


スーッと流れ落ちる涙を乱暴に拭って
知らない間に眠っていた