…………ジーッ


み、見られてる気がする


恐る恐る視線を真上から、斜め上へ


2mほど上の屋上の手すりに
腕をかけ、こちらを見下ろす人影



「……ん?」


太陽の逆光で、あまり顔が見えない


「……すっげぇ顔」

は!?失礼過ぎない!?


まぁ……眩しくて目を凝らし、険しい顔をする私は
凄まじい表情なのだろう