凛と美智子以外のメンバーがまとまって正座をしました。
「帰る前にきっちりと反省をしてもらいましょうか？私が怒ってる理由くらい分かるよね？」
「は、はい。」
「なぜ、このエリア入ってはいけないと国王は言ったが今回は『仁がこっちから声が『聞こえる』とか言ったから着いて行ったらこんな事になってしまった。』って言ってたのも知ってたし、以前から噂が有った分確かめて欲しいと直々に王から頼まれていたから仕方が無いが、今までの勝手の行動をするの？」
「…そ、それは…」
「私は凄く心配なの分かる？みんなだって分かるでしょ。１人はどんなに辛い事かをさ。」
「ごめん。美智子も大切な友達で大切なパーティーなのに酷い事をして。もう、美智子を置いていかないから。」
「本当にそう思ってる？」
「ああ。」
美智子と仁が見つめていると誰かが来ました。
「そこら辺でいいんじゃないかな美智子ちゃん。」
「そうですね。ベイオルフの宮坂さん。あっ。レイン。宮坂さんと一緒に来てたんだね。」
レインは美智子の顔を見つめていました。
「みんな、もう立っていいよ。」
「美智子、そちらのギルドは？」
「こちらのギルドはベイオルフってチームでこの方がリーダーでパラディンの宮坂浩二さん。この子がペットと職業のレインです。このエリアの近くで同様の事が有ったから、私とベイオルフの２チームでやることになって、私のチームがここのエリアでベイオルフが近辺のエリアの掃除を頼まれてね。宮坂さんの方は終わったんですか？」
「なかなか終わらないし、次々と出てくるから、美智子ちゃんのチームも協力をしてもらいたく、来たんだよね♪ダメかな？」
「仁。どうなされますか？」
「…行くに決まってるだろう。ここから近いのか？」
「ああ。ここから数メードルしか離れてない。ここと数メードル離れたところがレスクルーレがうじゃうじゃ湧き出てるから封鎖された理由です。」
「…みんな、ベイオルフに加勢するぞ。」
「了解。宮坂さん。ここの掃除が終わってるんで行きましょう。」
「ありがとう。」