わたしの名前は、フィナ・デル・ハロウィン。
わたしは、魔法少女なのです。
「フィナ、また水晶玉から人間界を見てるの?」
「こら、キャンディー。フィナじゃくてお姉ちゃんと呼びなさいっていつも言ってるでしょ?」
フィナは、腰に手をあてる。
「いやよ。フィナのせいで、わたしは猫の姿にされてるんだから。それに、猫の習性まで身についちゃって困ったものよ。」
そう言って、キャンディーは手で耳をかく。
「仕方ないじゃない。契約上、そうなってるんだから。それに、キャンディーが自分で猫の姿になるって望んだんでしょ?」
そう言って、フィナは腕を組んでため息をつく。
「まあ、それもそうね。しょうがないことね。たしかに。」
キャンディーは、今度は舌で手をなめる。
「・・・。」
フィナは、そんなキャンディーを見つめる。
「そんなことより、キャンディー。支度して。出掛けるわよ。」
「出掛ける?どこに、行くのよ。」
わたしは、魔法少女なのです。
「フィナ、また水晶玉から人間界を見てるの?」
「こら、キャンディー。フィナじゃくてお姉ちゃんと呼びなさいっていつも言ってるでしょ?」
フィナは、腰に手をあてる。
「いやよ。フィナのせいで、わたしは猫の姿にされてるんだから。それに、猫の習性まで身についちゃって困ったものよ。」
そう言って、キャンディーは手で耳をかく。
「仕方ないじゃない。契約上、そうなってるんだから。それに、キャンディーが自分で猫の姿になるって望んだんでしょ?」
そう言って、フィナは腕を組んでため息をつく。
「まあ、それもそうね。しょうがないことね。たしかに。」
キャンディーは、今度は舌で手をなめる。
「・・・。」
フィナは、そんなキャンディーを見つめる。
「そんなことより、キャンディー。支度して。出掛けるわよ。」
「出掛ける?どこに、行くのよ。」