そんなある日の事だった…。

有紗が私にこう言った。

【桜ちゃんってさ廉くんと幼なじみなんだょね??】

私は答えた。
【うん…。】

すると…
【桜ちゃんってさ廉くんの事すきでしょ??】

私はその質問をされた時とてもビックリした…なんて答えればいいのだろう??と…
でもちゃんと自分の気持ちを言わなければならないと思って…
【うん…うち廉の事昔から好きだったの…】

すると有紗の表情が急に変わった…
【私も廉くんの事好きなの知ってる??】

【知ってるょ…】

【あのさ~桜ちゃんって私に勝てると思ってる??】

【えっ…】

【だって桜ちゃんってさ身長小さくてそんなに頭も良くないじゃん!!それに私みたいに男子にモテなくて私より可愛くないもん】

私は返す言葉がなくていつの間にか涙があふれていた…
そして教室を出ていった…。

大泣きで教室をでて廊下を走って屋上に行った…。

すると…
【おい!!!!どうした??】

聞き覚えのある声…。
ふと顔をあげるとそこには廉がいた…。

【廉…。】

【お前なんで泣いてるんだ】

【廉には関係ないょ…】

【関係ないわけないだろ!!お前有紗になんか言われただろ??】

【えっ??なんで??】

【それくらいわかるょ…】

【誰かに聞いたの??】

【いや…】

【じゃ教室での会話聞いてた??】

【聞いてねーょ。】

【じゃーなんで知ってるの??】

【好きな人の事くらい分かってるょ…俺前から桜の事が好きだったんだから…】

【えっ…本当に??】

【本当だょ…】

【私も廉の事すきだょ…。昔から。】

【そーなのか!?】

【うん…。】

【ならまだ早くに告白しとけばよかった…】

【私も…!!】

【桜、俺お前を大事にする!!!!絶対有紗から守るから!!】

【廉…。私も廉の事大事にする!!】

【おう!!約束なっ!!!!】

【約束♡】

【桜…】

【なに??】

【愛してるょ】

【私も…】

そして私達は結ばれました。