屋敷内…


?「この部屋か…

貴様、誰に刀を向けている。」


沖田が刀を奴の首に添えていた。


沖「敵に刀を向けるのは常識だと思うんだけど?」


?「ほう?なら…」

沖田の懐に回し蹴りを入れた。


?「俺も攻撃するのはあたりまえだな?」


沖「くっ!!君やるね…


でも僕は負けない!!」


?「この程度の腕でなにを言っている」


グサっっ!!

沖田の胸元を深く肩から腰にかけて深く

切った。


沖「はぁ、はぁ、」



?「口ほどにもないな…」


部屋の扉を開けた。


沖「その子に、触れたら君を殺す!!」


?「この死に損ないが…

まあ、立ってるのだけで精一杯に見えるが?


俺は自分の花嫁を迎えに来ただけだ」

そうして柚木を腕に抱きかかえた。

沖「なんだって?」



?「こいつの怪我は


我々が治す。この仕返しはいつか必ず、


お前たちに返してやる。

お前たち人間は我々を道具として扱う。

この者も同様…


冷酷な生き物よ。」