そこから学校までの間、会話は一切なかった。 でも、少しも居心地は悪くなくて。 私は心を落ち着かせるのと、顔が赤いことに気づかれないようにするのに必死だった。 きっと小さい頃から身近にいる男子が保だけだったから、そう。 ただ年上の男の子との対応に慣れてないから、ちょっとドキッとしただけ。 きっと、そうだよね。 それだけだよね………。 だって私はこれから真生の恋を応援するんだから…………。