クラス発表のボードが見えてきた。

私の名前を探す。

一組、・・・ない。

二組、・・・ない。

三組、 ああ、あった。。

「私、三組。姫菜乃ちゃんは?」

「わたし、一組。離れちゃったね。」

終わった。もう無理だ。

私は姫菜乃ちゃんに泣きついた。

「うあーーーーーーーん。どーしよおおおおおおおおおおお。もう無理です無理です。
 私の人生終わりました。」

「まだ高校生でしょ。大ジョーブ。友達できるって。
 それより、時間あるからそこでしゃべっとこ。」

ベンチを指差して、私を引っ張る姫菜乃ちゃん。

うん、明るくいこう。