ゆりちゃんがフォローしてくれる。ありがとおー。

「なんで?イケメンだから、ねーちゃんが恋に落ちちゃうんじゃないの?」

「だって、真夏ちゃんってネガテイブだから、自分と釣り合わないって思ったらすぐあきらめそうだもん。」

なるほどー。って、地味にひどいな!

「そうだね。」

真尋も納得。よかった。

じゃあねとゆりちゃんと別れる。

「思い出した。あの人,ねーちゃんの幼馴染の、アメリカ行った人?」

「うん。」

あ、でも、恭君は病気のことがあるから、真尋とは関わらないほうがいいな・

「真尋。これだけは、守って。今後一切、恭君とは話さないで。もし、そうなったとしても、
私のことは、絶対に言わないで。理由は口止めされてるから言えないけど、そうしないと、とっても、まずいことになるから。」

私が珍しく、かたく言ったので、真尋は驚きながらもうなずいてくれた。