ゼーハーゼーハ―

キツイ・・・・。やっぱ、体力落ちてる。

「ねえちゃん?さっきは、話し合わせてやったけど、ほんとのことをお聞かせ願いますかね?」

「わたしもー。」

え?

見ると、後ろにゆりちゃんがたっていた。びっくりしたー。

「はー。ゆりちゃん、どうしたの?」

息を整えながら尋ねてみる。

「真尋ちゃんにこれ渡すの忘れててさ。慌てて持ってきたの。そしたらねえ。ふふふ。」

ゆりちゃんがマンガを真尋に渡しながら、意味ありげに笑う。

「ゆ、ゆりちゃんは、どこから聞いてたの?」

「なんか、真夏ちゃんがあの茶髪の人をほめたたえてるところかな。」

一番聞いてほしくないところだ・・・・。どうやって収集つけようかな・・・・。