あっという間に3週間がたち、テスト本番の日をむかえた。

やばいやばいやばいやばい・・・・・・・・・・・・。

課題が多すぎて、ほかのこと全然やってないから、頭には何も入ってないと思う。

もういい。しょーがないから、姫菜乃ちゃんに教えてもらおう!

「姫菜乃ちゃーん。出そうなとこ、教えてください♡」

姫菜乃ちゃんが、眠そうな目をむけてきた。

「あ?真夏、勉強してないの?」

課題に必死で何もできてないことを説明する。

「課題は終わったんだ。えらいえらい。」

・・・誉められてるんだろうけど、いい気はしない。

「あのさー、真夏。課題は、1週間前には終わらせないといけないって。今回、やばいんじゃないの?じゃあ、今から言うとこ、全部覚えて。そしたら、ある程度はいける。」

「ありがとー。姫菜乃ちゃん、神です!」

「まず、数学は・・・・・・・・・・・・・・・・」

悪あがきかもだけど、私は必死で覚えて、赤点だけはまぬがれた。

後は、順位だ・・・・・・・・・・・・・・・・。