姫菜乃ちゃんに先導されつつ,ちかくのカフェへ。とりあえず、ココアを頼む。

・・・・結構きれいだし、雰囲気もいいなあー・・・・。

「・・・・いいとこでしょ。こないだ見つけた。」

「そうだね。」

・・・・沈黙が続く。

いいかな?きりだしちゃって、

「言いたいことって何?」

目を伏せる姫菜乃ちゃん。

「・・・・恭のこと。」

・・・・だとおもった。私がこうなったすべての原因だし。

別に恭君が悪いわけじゃないけれど。

「で、なんですか?」

・・・・・・・・・・・・

なんか言ってよ・・・・。

「お待たせしました。ココアとカフェオレでございます。」

あ、いいタイミングで来たな。

「ありがとうございます。」

私も姫菜乃ちゃんも、一口それぞれが頼んだものを飲む。

・・・・おいしい。

「ごめんね。」

姫菜乃ちゃんが突然、つぶやいた。