あんな、冷たいこと言ってしまってだいじょうぶかな?

でも、これで恋も全部終わったよね。

寂しいけどこれでいいんだ。

もう、私はあの頃とは違うんだから。こういう結果でないとしかたがない。

あのこさえいなければ、うまくいってたのかな?

いや、こんなことは考えちゃダメだ、さすがに。

でも、・・・・・・

あんなにも、腐ってしまったのは、あのこ・・・・・恵那ちゃんのせいだ。

変な世界に引き込まれて、思考もおかしくなって、ともだちもいなくなった。

それでまたひねくれて、人に言えないようなこともいっぱいした。

目が覚めたときには恭君はいなかったから、かわってしまったわたしとは、もう・・・・

あの時間さえなければ・・・・

いや、もう終わったんだから、そんなこと言ったってしょうがないか。