まだ7時になってないから、押しかけてもいいか。

行こう。

ドアを開けたら。まだ明るかった。

もう夏が近いな。

もう夏服になるかな。あ、期末テストも近い。そして、一学期が終わると。

長いようで短い。

空を眺めながら歩くと、すぐ着いた。

ピンポーン

「はーい。」

あ。この声はゆりちゃんだ。良かった、本人が出てくれて。

「あ、真夏ちゃん?どうしたの?真尋ちゃんは?」

まあ、そうなるよね。私一人ってなかなかないし。

「今日は私だけ。ちょっと相談があって。」

ニヤッとするゆりちゃん。

「おっけー。ここじゃなんだから、私の部屋行こう。まだ誰も家にいないから聞かれないし。」

おお、よかった。

「じゃあ、おじゃましまーす。」