『いや〜さすが凛歩ってかんじ。
普通なら泣いちゃうでしょ』


『え、なんで逆に泣くの??
あんなの賢人くんに作って貰ったんだから
お金出して買いたいくらいだよッ』





私はそう言いながらうさぎ弁当の
生のにんじんをポリポリと齧った。



今は裏庭のお花畑の上にぽつんと
置いてある可愛いベンチでランチタイム。






ここが私と望世と逢莉の作戦会議。




『てか、さっき驚きすぎて
普通に凛歩と話しちゃった。』


『あ、あ〜いいよいいよ!
多分、賢人くんにはバレてないって!』





…まあ、実は私と望世と逢莉は
教室では喋ってません!!




なんでかっていうと…