教室を望世がバンっと開いて
逢莉が奥を指さす。
その先を見ると…
『…え??!なにこれ?!???』
そこにはまるで本当に私がしているかの
ようなセクシーポーズポスターが
黒板に貼ってあった。
多分ポスターの中の色っぽいお姉さんの顔を
私の顔にすり替えたんだ…
…な、ななななッ
私に注目しているクラスメイトと
その他ギャラリーには目もくれず
私はまっすぐに賢人くんを見た。
賢人くんは、してやったというような
ドヤ顔で私を見ている。
私はそんな賢人くんに駆け寄った。
『これしたの、賢人くん?!?』
賢人くんの制服を掴んで詰め寄る私。
賢人くんは見下ろしながら口を開いた。
『…そーだけど?』
え!!!え!!!!!!
『すっごーーーーーい!!!!!
どうやったの、アレ!!!!!』
『え!は、は???』
賢人くんは予想外の私の反応に
驚きを隠せてない。
そんな賢人くんもラブラブはっぴー♡
『まあ、やるならこーんな色っぽいやつじゃなく、もっとティン〇ーベルのような妖精が
良かったな〜』
あ、それか合成でもいいから
賢人くんとちゅーしてるやつとか♡
『お、お前、、こんなことされて
嫌じゃねーの??』
賢人くんは怪訝な顔で私を腕で
引き離した。
『え?なんで?だって、賢人くんが
これ作ってる間ずっと私のこと
考えてくれてたってことでしょ??
そんなの嬉しすぎるよッ♡♡♡』
『…変な女。』
私は賢人くんににんまりと笑って
そしてポスターが貼ってある黒板の
前までスキップした。
ほんと、よく出来てる!
賢人くんにこんな才能があったなんて!!
将来はこうゆう仕事に就くのかな??
『これ私、貰ってくね〜♡』
私はくるくるとポスターを折りたたみ
手首に付けてた髪ゴムでまとめた。
宝物ゲット〜ッフーッ⤴︎ ⤴︎♡♡