全てを話し終えて



陸太「ごめんな。こんな思い1人で抱え込んで辛かったよな。気づいてやれなくてホントにごめん!」



なんで?なんで陸太が謝るの?



「ちがうよ!陸太は何も悪くないよ。わたしがたくさん反抗しても治療してくれる。それは私を治すためだって分かってる。それに陸太はわたしのとても大好きな人。だから、医者としての陸太も1人の人間、わたしの彼氏としてもいなくてはならない存在なの。悪いのはわたしだよ。こんな病弱な体だから」




泣きながら言った




陸太「ゆいあは病弱なんかじゃない!毎日毎日がんばって辛い治療も受けてるじゃないか!そんなゆいあはすごいと思う。誰のせいでも無いんだよ。これからも治療がんばって退院してデートとかもしような!」




ーーーチュ


そして陸太に甘いキスをされた。



うわー。

今の私の顔、きっと真っ赤だよ...!



「も!もう、急にキスなんてしないでよ...!照れるじゃん!!」




陸太「でも、照れてる結彩みるの楽しいんだもん」




ーーーチュ


今度はわたしからキスをした。



陸太の顔も真っ赤になっていた。


「ほーら!陸太だって今、顔真っ赤だよー?」



陸太「おっ!お前、俺は男だぞ?いろいろ我慢できなくなるからやめろよ〜」